里見連勝王手!4人目の10代名人へ戴冠確率100%…将棋 女流名人位戦第2局(スポーツ報知)

 ◆将棋 報知新聞社主催ユニバーサル杯第36期女流名人位戦5番勝負第2局(31日、千葉・野田市関根名人記念館) 里見香奈倉敷藤花(17)が、念願の女流名人に王手をかけた。里見は清水市代女流名人(女流王位、女流王将、41)に138手で勝ち、2連勝。10日に東京将棋会館で行われる第3局で、林葉直子、中井広恵、清水に続く史上4人目の10代での女流名人獲得を目指す。

 勢いに乗った女子高生は怖い。いやただの女子高生ではない、出雲のイナズマだ。

 「思った以上に力が出せました」。終局後、里見は自分に驚いたように話した。後手番では十八番の「ゴキゲン中飛車」を選んだ里見に対して、清水は執ように中飛車阻止という作戦に出た。「予想しなかった戦型になったけど、何とか乗り切りました」あえて居飛車にせず、意地で中飛車にこだわり、清水を根負けさせた。

 夢の女流名人位戦に初挑戦で、いきなり2連勝。タイトル奪取に王手をかけた。5番勝負になった81年度以降、連勝スタートは過去16例。11度の3連勝決着を含め、いずれもタイトルを獲得(防衛7、奪取9)している。データ上は名人就位率100%だ。

 偉大なる女流棋士への仲間入りが現実味を帯びてきた。17歳の里見が名人を奪取すれば1982年度の林葉直子(15歳)、85年度の中井広恵(16歳)、そして87年度の清水(19歳)に続く、10代女流名人の誕生だ。いずれも初挑戦初獲得を果たした3人は、里見が生まれる前の“レジェンド”。女流棋界にそびえ立ってきた厚い壁に、21世紀の新星が肩を並べようとしている。

 3月2日に18歳の誕生日を迎え、高校を卒業する里見にとっては、“女子高生名人”という称号は今期が最後のチャンス。母・治美さん(48)は、「制服を着て対局するのも今回が最後。洋服選びが大変になると思います。スタイリスト? 私はセンスがないので、どうしましょうか」と新たな悩みも。騒ぐ周囲にも、里見は「(タイトルには)あんまり気を寄せず、次の対局まで、しっかり勉強していきたいと思います」。

 進学はせず、プロに専念することに決めた女子高生は、受験に挑んでいる同級生と同じように、頭をフル回転させて春を迎える。

 ◆里見 香奈(さとみ・かな)1992年3月2日、島根・出雲市生まれ。森鶏二9段門下。6歳で将棋を始め、02年10月に女流棋士に。08年11月、16歳8か月の史上3番目の若さで初タイトルとなる倉敷藤花を獲得。終盤の鋭い攻めから「出雲のイナズマ」の異名を取る。島根県立大社高3年。

 ◆10代での女流名人初獲得
??▼林葉直子(1983年2月19日=15歳0か月) 初登場した林葉女流王将が第4局に勝ち3勝1敗で獲得。居飛車穴熊に構え、振り飛車の蛸島彰子女流名人を101手で下した。
??▼中井広恵(1986年1月20日=16歳6か月) 中井女流2段が、居飛車でじっくりと展開して123手で林葉直子女流名人を下し3勝1敗。初挑戦で自身初タイトルとなる女流名人を獲得。
??▼清水市代(1988年2月8日=19歳0か月) 清水女流2段が、中井広恵女流名人を118手で下し3連勝で初タイトル。戦型は両者相掛かり。清水が居飛車で中井がひねり飛車に構えた。
※段位、タイトルはいずれも当時

 【関連記事】
里見タイトル獲得に王手!得意の中飛車で快勝…将棋女流名人位戦
41歳清水名人、17歳里見倉敷藤花に「関根名人記念館」を案内…31日・女流名人位戦第2局
清水女流名人、歩切れで粘れず…女流名人位戦第1局
17歳里見先勝!三間飛車研究が実った…女流名人位戦第1局
女流名人位戦 里見香奈 倉敷藤花 を調べる

「きぼうを使い尽くせる」=宇宙基地運用延長に日本側−月探査断念「影響少ない」(時事通信)
<公取委>電力用材料の受注調整でメーカー3社に課徴金(毎日新聞)
羅臼漁協の漁船、ロシア国境警備隊から照明弾(読売新聞)
<阿久根市長>「庁舎内での撮影取材を原則禁止」通告(毎日新聞)
年金改革 長妻厚労相、関係閣僚会議の設置検討 (産経新聞)

小沢幹事長、続投の見通し(読売新聞)

 小沢民主党幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる政治資金規正法違反事件で東京地検が3日、小沢氏を不起訴処分とする方針を固めたことを受け、小沢氏は幹事長職を続投する見通しとなった。

 ただ、野党は政治的責任を追及する構えで、民主党内には夏の参院選を控え、世論の理解を得られるかどうか懸念する声も出ている。

 民主党幹部は「小沢氏自身が立件されないのであれば、幹事長を辞める必要はない」と語った。鳩山首相(民主党代表)や党執行部は、党務を取り仕切り、鳩山政権に強い発言力を持つ小沢氏が辞任すれば、政権にとって大きな打撃となるとして、小沢氏の続投を認めることにしたものだ。

 小沢氏は1日の記者会見で、「私自身が刑事責任を問われることになれば、非常に責任は重い」と語り、同事件での起訴など、自らが刑事責任を問われた場合には幹事長辞任を検討する考えを示唆していた。

 同時に、「刑事責任を問われる事態は想定していない」と主張し、幹事長として、引き続き参院選の陣頭指揮をとることに強い意欲を示していた。民主党内には、小沢氏の道義的責任を問う声や、小沢氏にいっそうの説明責任を果たすよう求める意見もある。

保育所定員、5年で25万人増=政府が少子化対策ビジョン(時事通信)
「戦略的アセス」導入を最終報告 中環審専門委(産経新聞)
<アセス>計画段階から実施 中環審専門委(毎日新聞)
<JR福知山線>ATS誤作動で非常ブレーキ(毎日新聞)
<支笏湖氷濤まつり>30基の氷像が七色に 29日開幕(毎日新聞)

西武有楽町店閉鎖 後継テナントいるのか(J-CASTニュース)

 百貨店業界の売り上げの落ち込みに歯止めがかからない中、どの百貨店グループも続々と不採算店舗の閉鎖を進めている。1等地にある店舗が閉鎖され「繁華街が寂しくなった」というケースも目立つ。その中でもとりわけ注目されるのが、西武有楽町店の年内閉鎖だ。跡地はどうなってしまうのだろうか。過去の百貨店撤退の事例から、その行方を探ってみた。

 西武有楽町店は朝日新聞の東京本社の跡地を再開発して出来た「有楽町マリオン」(有楽町センタービル)に1984年に出店。98年には「ファッション館」を増床するなど、働く女性向けの店舗を展開したが、ここ5年ほどの銀座地区のカジュアル衣料品店の台頭で売り上げは伸び悩み、家賃も高額だったことから、閉鎖に追い込まれた。

■新宿後継テナントは「ユニクロ」と「ユザワヤ」

 西武有楽町店以外でも、ここ1年ほどで都市中心部での有名店舗撤退が目立つ。例えば新宿を見ただけでも、西口に隣接していた家電量販店「さくらや」(売り場面積約1900平方メートル)が08年いっぱいで撤退。09年8月末には、高島屋新宿店に入居していたベスト電器(売り場面積約2300平方メートル)も撤退。駅前の光景が大きく変わった形だ。

 これらの店舗に後継テナントになったのは、それぞれ衣料品店「ユニクロ」と手芸用品専門店「ユザワヤ」。いずれも、「節約志向」や「割安感」を売りにした店舗だ。

 首都圏以外に目を転じても、「町並みが様変わり」するケースは多い。例えば09年8月末には、赤字が続いていた、そごう心斎橋本店(売り場面積約4万平方メートル)が閉店。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングに対して379億円で売却され、店舗は隣接する大丸心斎橋店と一体化する形で09年11月に再オープンしていた。不採算店の処分を迫られていたそごう側と、心斎橋地区での増床を望んでいた大丸側との思惑が一致した形だ。

 だが、いつでも買い手がつく訳ではない。09年9月末に閉店した西武百貨店の札幌店についても、閉店から3か月以上経っても売却先が決まっておらず、地域経済に対する影響を懸念する声があがっている。また、小倉そごう(北九州市)の跡地に04年2月に開業した小倉伊勢丹も、わずか4年後の08年3月に閉店。小倉伊勢丹に出資していた地場デパートの井筒屋が「コレット井筒屋」として運営を引き継いだものの、迷走状態なのは否めない。

■業績好調なユニクロが業界では取りざた

 では、西武有楽町店の跡地にはどこが入居するのか。ネット広告代理店の「ワークスメディア」が運営するオフィス情報サイト「東京オフィス検索」によると、有楽町駅周辺の平均賃料は1月あたり坪2万1171円。西武有楽町店の売り場面積は約1万5700平方メートルなので、単純に当てはめると月の賃料は1億程度。これを負担できることが必要条件だ。 

 西武有楽町店の隣には阪急百貨店が入居しているが、阪急百貨店の親会社にあたるエイチ・ツー・オー リテイリングは、09年度台2四半期の決算では、百貨店事業の営業利益は前年同期比49.8%減の22億8300万円と「苦戦中」。この状況で、あえて増床に乗り出すかどうかは不透明だ。その一方で、業績が好調なユニクロなどの名前が業界では取りざたされてもいる。


■関連記事
「ファストファッション」に負けた西武有楽町 閉店は銀座カジュアル化の象徴 : 2010/01/27
「アバクロ」銀座激戦区にオープン 「取材お断り」戦略の損得勘定 : 2009/12/15
高級ブランドの日本撤退加速 「セカンドライン」で生き残り : 2009/12/07
マクドナルド「テキサスバーガー」 売れすぎて「数量限定」に! : 2010/01/19
「なめられる相撲協会が悪い」 朝青龍の泥酔暴力事件 : 2010/01/26

窃盗容疑で再逮捕=千葉大生殺害事件−千葉県警(時事通信)
小沢氏は「秘書の結婚式」に出席 「薄汚い金は受け取っていない」(産経新聞)
ハイチPKO参加へ調査チーム派遣(産経新聞)
国交省、官製談合で元職員にも損害賠償請求(読売新聞)
昨年の月給、減少率最大=3.9%マイナス−厚労省調査(時事通信)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。